学習障害な息子との日々

~ 学習障害(LD)と診断された息子「モチオ」との奮闘記です ~

漢字テスト 工夫してみる

夏休み、長いですね。。。

見通しが立たないからか、

不特定多数の児童がワイワイしているのが苦手なのか、

親と離れる不安感からなのか、

基本的に児童館に行きたがらないモチオ。

習い事もしていないので、

長期休暇はずーーーーーーーーーーっと家の中。

こちらが工夫をしてうまいこと誘導しないと、

YouTube&ゲーム三昧です。

 

 

さて、入学以来頭を悩ませてきた漢字テスト

少し前進したのでそのお話を書こうと思います。

 

以前書いたお話がこちら。↓

 

 

mochimochi2222.hatenablog.com

 

 

あれからあまり進展がなく、

事前にテスト範囲等を教えてほしいという私の思いも宙ぶらりん。

モチオの頑張って書いた連絡ノートでは情報も十分ではなく、

無情にもどんどん漢字テストは行われていました。

 

で、けっこうな問題量の漢字テスト(振り返り、まとめ的な)を

モチオが持って帰ってきたのですが、

50問近く問題があるうちの1問しかモチオは書けていませんでした。

 

他の問題は書いたそぶりも無く、

完全に諦めたかお手上げ状態だったことがうかがえました。

 

点数も付けてもらっておらず、

がんばったね!の先生からのサイン。

悲しくなりました・・・
(モチオが一問しかかけてない!ということではなく、

できる工夫・支援があるはずなのにそれが出来ていないという事が・・・)

 

そこで、前々から考えていたことを試してみました。

何も無いところに漢字を書くのは困難でも、

頭の中で正しい漢字は浮かんでいるのではないか。

選択させれば正しい漢字を選べるのではないか

 

持って帰ってきたテストと全く同じ内容で、

選択式の問題を作り直しました。

 

形が似ている漢字、

読みが似ている漢字、

意味が近い漢字。

それを意識して作りました。

 

例えば、

あたらしいノートをかう 

という問題であれば、

あたらしい(親・新)ノートをかう

 

というような感じで。

 

結果、

 

100点満点!!!

 

途中、目を押さえる仕草がありましたが、

最後まで取り組め、

正しい漢字を選ぶことが出来ました。

 

できたね!と花丸を付けたときの

モチオの笑顔は忘れられません。

 

早速、それらを持って

通級の先生へ相談しました。

 

選択式に作り直すとすると、

担任の先生の負担が大きくなるので

この結果を踏まえてよい方法はないか相談しました。

 

通級の先生、

通級の時間中にモチオに聞き取りもしてくれて、

その結果、

テストの用紙とは別に

正解をランダムに配置した漢字のシート

を用意することになりました。

 

これ、2年生の時に試したのですが、

そのときはそのシートの中から選択しそれを見本にして書くようにしていたので

結局あまりうまくはいかなかったんです。

選択できても書くことがとても難しかったよう。

 

そこで今回は、

漢字に番号を振って、

正しい漢字の番号を書くようにしました。

 

これ、夏休みに入る直前の面談で決まったので、

実際のテストで試すのは9月以降なのですが・・・

 

大分前進したなと母は勝手に手ごたえを感じています(*'▽')

 

さて、結果どうだったかはまた書こうと思います。