学習障害な息子との日々

~ 学習障害(LD)と診断された息子「モチオ」との奮闘記です ~

一足早い春休み

新型コロナ肺炎の影響で

一足早い春休みですね。

不登校のモチオにはあまり関係はないのですが。。。('_')

でもやっぱり寂しいみたいです。

 


今考えているのは、
iPadで学校から頂いたプリント類を写真撮影、

PDF化、
そこにいろいろアップルペンシルで記入。。。

どうでしょうか??

うまくいけばここで紹介したいと思います。


チャレンジ〇ッチも契約したのですが、
これ、モチオにはまだ早かった・・
というか合わなかった・・・😢

答える欄を間違えた、
書き順が違う、変なところを押してしまった・・・

などなどで✖判定が出ると一気にやる気を失って荒れるのです。

すると、手が付けられない・・・。
もう二度とやらない!になっちゃうんですよね。


高かったんだけどなぁぁぁぁ!!!
というのは悲しい叫びです・・・

 

不登校児の親として ②

前半戦↓

 

mochimochi2222.hatenablog.com

 

 

後半戦です。

 

③親子関係

学校に行かないとね・・・濃密なんですよ・・・(+_+)

もううんざりです。

不安感が強く一人で留守番ができないモチオなので、
仕事もセーブしてなるべく家で過ごしています。

結果、四六時中一緒です。
毎日が夏休み
3食食事の用意をする苦痛たるや。。。!!!

時間割っぽくスケジュールを立て、
私が先生になり勉強を教えようともしましたが
それって想像以上に難しい。
切替が親子ともどもできません。

日々の生活で息子もストレス抱えてますが、
私もかなりのフラストレーションを溜め込んでいます。



④感覚過敏

不登校になってから、モチオの感覚過敏の症状は強くなりました。
ストレスに比例するんでしょうね。
一番顕著に出たのが眩しさへの拒否反応。
酷い時は家の電気も真っ暗、
遮光カーテンを閉めて日中も薄暗い中で過ごします。
もちろん日中外を出歩くのも嫌がります。
目が痛いとしゃがみこんでしまう事も多々ありました。
そしてそれに伴って目を押さえる仕草も増え
こすったりするので、
眼球に傷がつき余計に眩しく感じるという悪循環・・・。
目薬をもらい、蒸しタオルで目を温め、薄暗くして過ごしています。

薄い色の入った眼鏡を作ろうかなと考え中です。

 


⑤私の仕事
これは不登校児の親は悩むと思うんですよ。
私はパートですが仕事をしています。
息子の特性や我が家の事情にも理解を示してくれ、
長期休暇に勤務時間を短縮してくれたりと
かなり配慮をしてもらっていました。
不登校になりつつあるというときも
早退したり途中で抜けたりしたのですが、
さすがに長期化すると支障が出ます。
おまけに、長期休暇と違って
いつ終わるのか、ずっとこのままなのか、
誰にも分からないのが不登校の辛いところ。
恐らく私は仕事を辞めます。
いまのままでは働けない。

もっと働きたいなぁというのが本音だし、
正直お金の不安もあります。

思うようにいかないなぁというこれは愚痴です。


今年度中はモチオは恐らく登校できないでしょう。
さて、4月からどうなるのか・・・不安です。

不登校児の親として ①

モチオが不登校になって約半年。

今の私の悩みを書き連ねていきます。

まずは前半。


①勉強のこと

学校に行かない間の学習の遅れをどうしたものか。

特に学校に行かなくなってからは、

使い切ったパワーの充電期間のように

それまでできていたこともできなくなっているモチオ。
例えば文字を書く、複雑な内容を理解する、

興味の無い事を読む・・・

どれも拒否反応が大きく出ます。

良かれと思って契約した某タブレット学習も、

画面を見るのが辛そう。

15分やるのも大騒ぎ。

自主的にやるなんて夢のまた夢で、

横で私がつきっきりでサポートしないと無理です。

というわけで、

はい、放置です・・・大金を払ったのに・・・・(´;ω;`)

 

私の理想(?)の不登校児の生活は、

家で好きな事をする一方で

自分の特性に合った学習方法で勉強をしている☆

というものでした。
紙に書く・じっと座るというのが辛いなら、

家でタブレット等で勉強するのはいいでしょ??

これならできる!と目を輝かせ取り組む我が子・・・!

と思っていたわけです。

が、見事に空振りでした。

パワーが充電できればそういう学習ができるのか?
諦めて学校に行くのを待つのか?

私が教師になって教えていくべきなのか?

それとももっといろいろな方法を試すべきなのか・・・??
焦りと諦めが交錯しています。

 

 

 

 


②家での過ごし方

上に書いたように勉強はほぼしていないモチオ。

通級へは通っていますが、

そこでの方針でも

パワー回復するまでは基本的に体を動かしたり

好きなゲームをしたりして過ごさせてもらっています。

じゃあ家で何をしているのか。。。???

 

はい、ゲーム&YouTube!!!

 

一時期、switchの見守り機能で見たら

一日のゲーム時間が8時間を超えていて、

流石に怒りました。

しかも、YouTubeタブレットで流しながらやるのです。

私には理解できない世界・・・

音楽聞きながらマンガ読む感じ・・??

 

でもそりゃそうです。

学校にいかない時間、

読み書きが辛く

感覚過敏もひどくなっていて外出がままならず、

タブレット学習等も嫌がったモチオには

ゲームとテレビを見るしかないわけで。

そりゃもう悩みました。

幸いにも昼夜逆転はなく、

寝食を忘れて没頭というわけでもなく、

18時以降はゲームをしないというルールも守れています。

でも「やることがない」からやっているんだろうな・・という状況でした。

 

何をしていいのかわからないと混乱するタイプのモチオの為に、

家での過ごし方の時間割も毎日作っていましたが、

私としても「やらせることがない」でした。

 

理想は、

・ビジョントレーニン

タブレット学習

・興味のあるドキュメンタリー番組を見る

・料理等、自立に向けて家事を習得

等々あったのですが、

なんせやる気スイッチが完全オフのモチオ。

無理にやらせても効果も無く。。。という状況。

 

長い人生、たかが数カ月。
だらだら過ごしてもいいじゃんとは思うのですが、

一方でこいつ大丈夫か・・・??という不安は膨れ上がる一方。

ゲーム依存症という言葉も頭をよぎります。

 

4月、新学年になったら通えるのか・・?!

というのが一つの目安なので、

これが無理そうなら本格的に家での過ごし方を確立せねばと思います。

 

 

→後半へ続く→

学習障害と診断されてから ③

 

mochimochi2222.hatenablog.com

 

 

モチオ、1年生の終わりに学習障害と診断されました。

そして宿題を減らすという対策を取り1年生は終了。

 

2年生になり、このまま宿題の量を減らす方向で・・・と進めていたのですが、

ここでも思わぬ壁にぶち当たるのです。

 

 

まず、ぶち当たったのが、

 

・板書が増えた。

・習う漢字の量が増え字も複雑になった
・学習内容のスピードアップ&より複雑に

 

という壁。

そして、それに伴って授業で消費するモチオのエネルギーは膨大になり、
とにかく疲れきって帰宅してきました。

 

そう、ただ単純に「宿題を減らす」だけでは対処できなくなったんです。

 

 

2年生の教科書を見てすぐに、

こんな複雑な漢字を習うの?!と驚きました。

山 とか 川 なら 何も無くても書けたモチオ。

(それでも大分苦労はしましたが・・・)

 

でも、2年生になると 親 とか 曜 とか習うんですよ・・・

 

物の形を捉えるという事が苦手で、

たくさんの情報を処理できない。

おまけにワーキングメモリも弱いので見たまま書けない。

 

もう、ぐっちゃぐちゃです。

 

それでも、漢字の宿題は一文字一枚のプリントを印刷し、

それをやることで頑張れていました。

 

ところが、テストは予想通り散々な事に。

 

書けないんです。

 

何も出てこないようで、

1年生のころはほぼ満点が取れた漢字テストも、

ほぼゼロ点。

30字以上漢字を書くテストで2文字くらい書けるかな?という状態。
しかもそれが形は捉えられているけど間違っている・・・でした。

 

モチオは自信を無くし、

自分はバカだと言うように。

 

そして算数でも躓きました。
筆算がとにかく混乱してしまうのです。

筆算は問題を解こうとするだけでパニックになっていました。

 

それでも何か良い方法はないかと

必死に試行錯誤する日々でした。

 

 

 

こんな素人の母親がひとりで頭を悩まし、
解決策を模索するっておかしくない??と憤ったものです。

だってそれがサポートとして適切かなんて判断できないんですから。

とりあえずそのときの苦しみは軽減してやれても、

毎回宿題の内容が変わるたび、教科が増えるたび、

学年が上がるたび、

困った壁にぶち当たるたび、

私が素人考えで対策を考えるしかないのか・・・

こんな後手後手な支援しかできないのか・・・




不安しかありませんでした。

そんななか、藁にもすがる思いで連絡を入れたのが

 

「特別支援学校のサポートセンター」

 

療育センターで以前診断を受けた際に、

こういう機関もありますよと教えていただいていた場所です。

 

2年生の間にここに何度か通う事になりました。
さて、続きはまた次回。




保留のものの数々

 

mochimochi2222.hatenablog.com

 

 

以前、↑の記事以外にも

「〇〇試してみます」

「結果はまた書きます」

というものがあったのですが、
結局その検証をする間もなく不登校になったので

現在保留中のものがぼちぼちあります。

例えば、

・漢字テストの工夫(選択式でやらせる)

・滑り止めマットを利き腕の下に敷いてみる

 

などなど。

学校に行かなくなってからは、

感覚の過敏さも増大したようで
(ストレスや疲労に比例する気がします)

基本的に薄暗い部屋で過ごすので

キッズテントも購入を見送っています。

 

また試す機会が巡ってくれば検証&結果を書きます!

モチオ、不登校になる

 全く更新しておりませんでした。
というのも、とうとう、モチオの口から
「学校へ行きたくない」
が出たためです。



ついにきた!!と心臓がどきどきしました。



一部の友達とうまくいっていない、
教室の照明が明るすぎる、
いろいろ理由が出てきたけれど、

どうやらどれも本当であって

でも問題の核心ではない感じです。


通級の先生にも言われたのですが、

読み書きに困難があり、

おまけにじっと座っておく等が苦手なモチオは

いままで本当に頑張ってきたんだろうと。

でも、頑張り過ぎて疲れちゃったのかもねと。

 

モチオの辛さを聞いて、
それを軽減すべくサポートの方針も変更していくとして、

一度しぼんでしまったモチオの気持ちをどうケアすべきか・・・

悩みました。



理想としては、

モチオの行きたいをじっと待つことです。

保健室までならいける、午前中なら授業を受けられる、

今日は無理、明日は行けるかも、

それを受け入れて寄り添って無理はさせない。

それが私の理想。

 

でも、本音は・・・

 
1人で留守番ができないモチオが学校に行かないとなると私の仕事は?
行かない日々が続くとどんどん行きづらくならない?
人数の少ない学校だし
劇的に人間関係は変わらないよ・・?
勉強どうすんのよ・・・

が渦巻いていました。
今でも渦巻いています。

いまはまだ行けたり行けなかったりなモチオです。
教室には入れず保健室登校です。
しかも1時間くらいで帰ってきます。
家にいる間はゲームとYouTube
ほとんど勉強はできていません。

不安はぬぐえない。
でも無理矢理行かせる、やらせるのは良くないと信じるしかない。。。。

最近は「今日学校は行く・・・?」と
聞くことすらしていません。
モチオが行こうかなと言ったら「お!そうかじゃぁ行こうか」という感じです。

さて、今日は行くのかな・・・?

 

 

 

不登校になってのあれこれもぼちぼち書いていこうかなと思います。

 

 

 

 

 

ギャングエイジ

ギャングエイジ

・・・小学校3年生~4年生ごろの子供たちが、

親や教師より友達を大切にし、仲間を作り始める時期。

共感を軸に小さな集団「仲間」を作って遊ぶ時期。

大人に秘密を持つようになり、仲間で行動をする。

 

ざっとまとめるとこういう時期らしいです。

 

まさにモチオはいまギャンギングエイジ。

 

 

ただ、私は不安もあるのですが、

頼もしさというか嬉しさも感じております。

 

というのも、

不安感が強くて友達と待ち合わせをしている公園(家のほぼ隣)へも一人で行けない、

習い事もやりたくない、

家が一番、母がいないと不安・・・・だったモチオ。

 

ずっとこのままだったらどうしよう?
こんなに不安感が強かったらこれからの人生生きていけないのでは?

 

と常に悩みがありました。

 

そして、

不安で嫌がる行為は極力やらせない、避ける

方針にしてきましたが、

これにも常に
(逃げる癖がつくのでは?我慢する事も覚えさせなければ・・)

と葛藤がありました。

 

でも3年生の中ごろから、

まるでなにか霧が晴れたかのようにモチオが一人で公園へ行くように。

 

 

mochimochi2222.hatenablog.com

 

 

↑で書いたように、

彼の世界が広がったのだと感じた瞬間でした。

 

 モチオは相変わらず家では甘えん坊ですが、

友達との関係は確実に成長している様子です。

友達に誘われていつもと違う公園へ行くこともあるようです。

(以前なら絶対に一度家に帰って私に意見を聞いてきてた

もしくは行かなかった・・・!!)

 

これが成長なのか、

通級に通うようになった結果=療育の成果なのか、

わかりませんが、

いろいろなことがモチオにとって良い方向につながったのだと思います。

 

ギャングエイジの後にやってくる反抗期が恐ろしいですが・・・

まずは少しずつ親から離れていくモチオの背中を見守っていこうと思います。