学習障害と診断されてから ③
モチオ、1年生の終わりに学習障害と診断されました。
そして宿題を減らすという対策を取り1年生は終了。
2年生になり、このまま宿題の量を減らす方向で・・・と進めていたのですが、
ここでも思わぬ壁にぶち当たるのです。
まず、ぶち当たったのが、
・板書が増えた。
・習う漢字の量が増え字も複雑になった
・学習内容のスピードアップ&より複雑に
という壁。
そして、それに伴って授業で消費するモチオのエネルギーは膨大になり、
とにかく疲れきって帰宅してきました。
そう、ただ単純に「宿題を減らす」だけでは対処できなくなったんです。
2年生の教科書を見てすぐに、
こんな複雑な漢字を習うの?!と驚きました。
山 とか 川 なら 何も無くても書けたモチオ。
(それでも大分苦労はしましたが・・・)
でも、2年生になると 親 とか 曜 とか習うんですよ・・・
物の形を捉えるという事が苦手で、
たくさんの情報を処理できない。
おまけにワーキングメモリも弱いので見たまま書けない。
もう、ぐっちゃぐちゃです。
それでも、漢字の宿題は一文字一枚のプリントを印刷し、
それをやることで頑張れていました。
ところが、テストは予想通り散々な事に。
書けないんです。
何も出てこないようで、
1年生のころはほぼ満点が取れた漢字テストも、
ほぼゼロ点。
30字以上漢字を書くテストで2文字くらい書けるかな?という状態。
しかもそれが形は捉えられているけど間違っている・・・でした。
モチオは自信を無くし、
自分はバカだと言うように。
そして算数でも躓きました。
筆算がとにかく混乱してしまうのです。
筆算は問題を解こうとするだけでパニックになっていました。
それでも何か良い方法はないかと
必死に試行錯誤する日々でした。
こんな素人の母親がひとりで頭を悩まし、
解決策を模索するっておかしくない??と憤ったものです。
だってそれがサポートとして適切かなんて判断できないんですから。
とりあえずそのときの苦しみは軽減してやれても、
毎回宿題の内容が変わるたび、教科が増えるたび、
学年が上がるたび、
困った壁にぶち当たるたび、
私が素人考えで対策を考えるしかないのか・・・
こんな後手後手な支援しかできないのか・・・
不安しかありませんでした。
そんななか、藁にもすがる思いで連絡を入れたのが
「特別支援学校のサポートセンター」
療育センターで以前診断を受けた際に、
こういう機関もありますよと教えていただいていた場所です。
2年生の間にここに何度か通う事になりました。
さて、続きはまた次回。