学習障害な息子との日々

~ 学習障害(LD)と診断された息子「モチオ」との奮闘記です ~

学習障害と診断されてから ③

 

mochimochi2222.hatenablog.com

 

 

モチオ、1年生の終わりに学習障害と診断されました。

そして宿題を減らすという対策を取り1年生は終了。

 

2年生になり、このまま宿題の量を減らす方向で・・・と進めていたのですが、

ここでも思わぬ壁にぶち当たるのです。

 

 

まず、ぶち当たったのが、

 

・板書が増えた。

・習う漢字の量が増え字も複雑になった
・学習内容のスピードアップ&より複雑に

 

という壁。

そして、それに伴って授業で消費するモチオのエネルギーは膨大になり、
とにかく疲れきって帰宅してきました。

 

そう、ただ単純に「宿題を減らす」だけでは対処できなくなったんです。

 

 

2年生の教科書を見てすぐに、

こんな複雑な漢字を習うの?!と驚きました。

山 とか 川 なら 何も無くても書けたモチオ。

(それでも大分苦労はしましたが・・・)

 

でも、2年生になると 親 とか 曜 とか習うんですよ・・・

 

物の形を捉えるという事が苦手で、

たくさんの情報を処理できない。

おまけにワーキングメモリも弱いので見たまま書けない。

 

もう、ぐっちゃぐちゃです。

 

それでも、漢字の宿題は一文字一枚のプリントを印刷し、

それをやることで頑張れていました。

 

ところが、テストは予想通り散々な事に。

 

書けないんです。

 

何も出てこないようで、

1年生のころはほぼ満点が取れた漢字テストも、

ほぼゼロ点。

30字以上漢字を書くテストで2文字くらい書けるかな?という状態。
しかもそれが形は捉えられているけど間違っている・・・でした。

 

モチオは自信を無くし、

自分はバカだと言うように。

 

そして算数でも躓きました。
筆算がとにかく混乱してしまうのです。

筆算は問題を解こうとするだけでパニックになっていました。

 

それでも何か良い方法はないかと

必死に試行錯誤する日々でした。

 

 

 

こんな素人の母親がひとりで頭を悩まし、
解決策を模索するっておかしくない??と憤ったものです。

だってそれがサポートとして適切かなんて判断できないんですから。

とりあえずそのときの苦しみは軽減してやれても、

毎回宿題の内容が変わるたび、教科が増えるたび、

学年が上がるたび、

困った壁にぶち当たるたび、

私が素人考えで対策を考えるしかないのか・・・

こんな後手後手な支援しかできないのか・・・




不安しかありませんでした。

そんななか、藁にもすがる思いで連絡を入れたのが

 

「特別支援学校のサポートセンター」

 

療育センターで以前診断を受けた際に、

こういう機関もありますよと教えていただいていた場所です。

 

2年生の間にここに何度か通う事になりました。
さて、続きはまた次回。