学習障害と診断されるまで ⑤
1年生の6月ごろ、
スクールカウンセラーの先生に、
モチオの現状(宿題に何時間もかかる、毎日泣きながらやっている)
を伝え、
宿題は量を減らしたり、
モチオの負担の少ない仕様に変更したりしてもらいました。
そして、同時に市の療育センターへ予約。
1年近く待つらしい・・・なんて噂を聞いていたので
覚悟はしていましたが、
3か月後には予約が取れ、
検査自体はそのさらに3か月後に。
二回に分けてやることになりました。
結果、1年生のうちに検査結果がもらえるという、
私が想像していたよりスピーディーな展開でした。
検査は
・WISC-Ⅳ
・ベンダーゲシュタルトテスト
・フロスティッグ視知覚検査
を行いました。
最初結果を見たとき「????」となった私。
何が何の検査なのかさっぱりです。
先生が丁寧に説明して下さったので、
ざっと概要を。。。
・WISC-Ⅳ 多くの機関で利用されている代表的な児童用知能検査
・ベンダーゲシュタルトテスト 図形模写のテスト。視覚・運動成熟度を評価
・フロスティッグ視知覚検査 視知覚上の問題を検査。
なんだそうです。
この結果、モチオは
知的水準は標準。ただ、凸凹が激しい
言語理解はとても高い一方、ワーキングメモリーが低い。
得点としては平均内だけど凸凹の激しさから困難がきているのでは。
そして、図形を見て書き写すための目の注意を維持する力が弱い
図形を弁別する力もとても低く、実年齢より3歳低い。
目と手の協応動作も低く、
注意を持続させて取り組むことに非常にエネルギーを費やしている。
結果・LD(書き)
となったわけです。
結果を聞きながら、
(そうか、やはりそうだったか・・・)と
どこかホッとした私。
これでモチオに合った支援を受けられる、
専門的なアドバイスももらえると思ったのです。
ただ、ここからまた手探り迷子状態の日々が続くのでした・・・
続く。
前回までのお話
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